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第24回世界学生ハンドボール選手権

2018年7月30~8月5日にクロアチアのリエカにおいて第24回世界学生選手権が開催され、日本代表U-24として出場しました。
参加国は、日本、韓国、台湾、ルーマニア、ポーランド、ポルトガル、クロアチア、エジプト、チェコ、リトアニアの10チームで行われました。クロアチアの気候は、日本とは違い湿気がなく暑い環境でした。さらに、夜になると部屋のクーラーが停まり非常に過酷な環境でした。食事は口に合わないものが多かったが日に日に順応していくことができました。
日本の初戦は、台湾でした。初戦ということもあり緊張して自分のプレーを忘れてしまい思い通りのプレーができませんでした。2戦目のルーマニア戦においては、日本では体験することのできない高さからのシュートが来たときには、これが世界のシュートなのかと改めて実感しました。この試合には、敗れてしまいました。3戦目のポーランド戦では、守って速攻という流れがうまくできていたと思います。日本が終始流れを掴んだまま9点差で勝利することができました。この時に、初めてゴールキーパーとして得点できたことはすごく嬉しく思います。4戦目はここまで一度も負けることなく勝ち進んできた韓国で、これに勝てばAグループ1位通過の可能性が大きく近づく負けられない戦いでした。日本の粘り強いディフェンスから速攻につなぐことができ得点を重ねることができました。試合の途中は激しい攻防が続きましたが、日本は気持ちで負けず、試合に出ている選手もベンチの選手もみんなで一つとなり韓国に7点差で勝ちグループリーグ1位で通過しました。
準決勝の相手は開催国のクロアチア開催国ということもあり完全アウェイの試合でした。前半を4点ビハインドで折り返し後半は、日本の粘り強いディフェンスで食らいつきましたが1点差で惜しくも敗れました。日本史上初のメダルをかけての3位決定戦は、ポルトガルとなりました。日本は、慌てることなく得点を重ね徐々に得点開いていき最終的に5点差で勝つことができました。この結果により日本は銅メダルでこの大会を終えました。
今回、このような大舞台に立てたことはすごく自信になったと思います。しかし、その中で出てきた課題を自分なりに理解できたと思います。これを克服して日本の代表としてもう一度戦えるように、自分に厳しく練習に励みます。今回、ご支援していただきました健信会の皆様に感謝申し上げ、さらに成長して日本代表に入ることをお約束いたします。

スポーツ科学部スポーツ科学科4年 中村 匠

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